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髪の毛を守る

専門学生時代の思い出

専門学校で学ぶこと

私は、美容師になるという夢を叶えるために、美容専門学校に入学しました。

ただ美容師を目指すだけではなく、美容業界で活躍できるような人間を目指すために必要なスキルを身につけることができるのは大きいですね。
もちろん実習もあり、美容の知識以外も学ぶことはたくさんあります。

たとえば、法律に関する知識を勉強したり、衛生管理についての知識や化学、美容技術などの分野も学ぶことになります。
実習ばかりではなくて、理論的なこともしっかりと勉強するのです。

他にも、美容院を管理したり、運営をするための知識も学ぶので、美容師に関することを幅広く勉強することができるのが専門学校の特徴なのです。

当時は毎日が本当に充実していて、とても忙しかった記憶があります。
とにかく何もしていないような日は無くて、暇があれば何かをしていましたね。

それに、美容師になるための勉強は難しいものが多かったですし、実習では自分の能力が不足していることを実感してそれをバネにして頑張っていました。

リゾートバイトでアルバイト

奨学金も利用していましたが、少しでも学費を稼ぐためにアルバイトもしました。
当時は、美容師とは全く関係の無いリゾートバイトの仕事をしていたんです。

そもそもリゾートバイトとは…。

リゾートバイト(通称リゾバ)とは、日本全国のリゾート地で住み込みで働くアルバイトのこと。
夏の沖縄ビーチリゾートや関東近郊の有名温泉地、冬の北海道のスキー場まで、観光スポットとしても人気のリゾート地がバイトの舞台。 リゾバは食費や光熱費、家賃などが基本的に無料なので生活費を浮かせながらお金を稼ぐことができる人気なバイトです。

最初はお金を一気に稼げるということで始めたリゾートバイトでしたが、今思えばお金だけではありませんでした。
美容師として働く上で必要なお客様とのコミュニケーションや接客マナーは、美容師になってからも出来ると思っていましたが、実際にリゾバで働いてみると当たり前に出来ると思っていたことが思うようにできない日々が続いたのです。

私より3つ上の先輩に注意されながらも、日々基本的な言葉遣いや気遣いといったことを学ぶことができて、リゾートバイトに行ってよかったと今更ながらに強く思います。
私は美容師を目指していますが、こうしてアルバイトを通して美容師とは違う世界を知っておくことで、自分の視野や価値観も広げられるいいきっかけになったのではと感じているんです。

私の経験から、今の専門学校生に伝えたいことは、勉強はもちろん大切だけれど、アルバイトも経験しておくとより将来に向けた大きな一歩を踏み出すことができるということです。